- mori0718
主宰blog売れる商品
「商品は売れなければならない」らしい
資本主義社会においては第一にこれだ
モラルだの環境だのと能書きを垂れても
儲からない商品は駄目商品だ
正義の味方医者も同じだ
令和時代では儲からない事はしないでしょう?
庭の世界は、スターが少ないのでわかりやすい
日本の庭の初めは、僧侶である夢窓国師が室町時代に登場
京都の庭を作る。僧侶が故、神仏的作品が
その次に現れるのが表千家の千利休だ
千利休は、堺の商人だったが美的センスを信長に引き抜かれ
スターダムに引き上げられる。秀吉、家康にも好かれた。
スタイルは、侘茶(わびちゃ)という質素なもの。
数少ない庭のスタイルも質素で死臭がしそうな静かなもの 次世代に茶と庭の基本と地位を創作する
江戸時代初期には、侍であり茶道家の小堀遠州。
施主に合わせたパフォーマンスが凄すぎる。
二条城やら大徳寺の塔頭やら京都中心に数多くの庭を手掛ける
時代はとんで明治時代。小川治兵衛が登場
無粋庵等、政治家と事業家、関西に限らず
東京でも数多く作品が見られる
神仏や思想で夢窓国師や利休が作庭したが
小堀遠州は見せる庭を作り圧倒的大人気だった
小川治兵衛は施主の好みを求められた以上の
仕上がりで圧倒させる技を持っている
私が見ているところ売れるものを作るようになったのは
江戸時代からかもしれないと感じる
哲学的なものはバイヤーには伝わりにくい
遠州、治兵衛ともに華やかさと解りやすさが目に焼き付く
どちらかというと、前者な私はいつになったら売れるのだろうか?
ま、このままの思想で作り続けるだろうけど
売れなってもいいや
ということで、今年から洋風侘庭を創作する